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広報2012年6月20日

【プレスリリース】ペイジー月間利用件数が過去最高600万件突破

日本マルチペイメントネットワーク推進協議会・運営機構は、下記のプレスリリースを行いました。

「Pay-easy(ペイジー)」月間利用件数が過去最高600万件突破

 ~地方公金取扱件数が拡大、オンライン方式が初の月間300万件超~

電子決済サービス「Pay-easy(ペイジー)収納サービス(注1)」の平成24年5月の利用件数が、過去最高の610万件(対前年同月比121%)となり、初めて月間600万件を突破しました。利用金額は、9,163億円(同123%)となりました。利用件数は地方公金の利用件数が最も多く、前年同月比133%という大きな伸び率となり、ペイジーの地方公共団体への浸透が如実に表れる結果となりました。また、オンライン方式(注2)の利用件数は月間300万件を超え、「いつでも、どこでも、あんしん、かんたん」な生活に身近な決済インフラとして成長しています。

【平成24年5月の月間利用状況】

(1)ペイジー収納サービス全体の利用状況

 

利用件数

利用金額

ペイジー全体

610万件 (121%)

,163億円 (123%)

83万件 (127%)

,558億円 (122%)

地方公共団体

282万件 (133%)

,855億円 (127%)

民間

245万件 (108%)

750億円 (117%)

下線:月間取扱実績の過去最高値更新、( )内は対前年同月比 

5月の利用増加の主な要因は、地方公金における利用の増加です。5月の地方公金の利用件数は対前年同月比133%の282万件、利用金額は同127%の1,855億円となりました。これは、5月は自動車税の納付時期でもあり、今年度から新たに自動車税等の納付へのペイジー対応を開始した地方公共団体を中心に、大幅に利用が拡大したことによるものです。
 
また、国庫金でも月間の利用件数が前年同月比127%の83万件、利用金額が同122%の過去最高となる6,558億円を記録しました。これは、政府の電子政府推進の動きと相俟って、税理士を中心とした国税の納付や、関税の納付での利用が拡大を続けていることによります。 

(2)オンライン方式全体と利用チャネルの内訳

 

利用件数

利用金額

オンライン方式

全体

305万件 (123%)

,349億円 (123%)

PC・モバイル

194万件  (120%)

,017億円 (123%)

ATM

82万件 (126%)

180億円 (145%)

その他

28万件 (133%)

152億円  (111%)

 下線:月間取扱実績の過去最高値更新、( )内は対前年同月比 

 

今回、オンライン方式の取扱件数が初めて月間300万件を超えました。オンライン方式の取扱状況は、ほとんどのチャネルで、月間利用件数・金額の過去最高値を更新する結果となりました。

チャネル別に見ると、ATMにおける利用件数は対前年同月比126%の82万件利用金額は同145%の180億円と大幅に拡大しています。これは、昨年度ペイジーに対応した金融機関ATMが拡大(全国の金融機関ATMの約43%(台数ベース)がペイジーに対応)したことによる大きな効果であり、ペイジー対応ATM拡大は地方公金の利用増加にも寄与したと言えます。

20120620-02.JPG

今年度に引き続き、平成25年4月にも横浜市、長野市でペイジー収納サービスの開始が予定されており、今後も地方公金を中心にペイジーの更なる利用拡大が見込まれます。

 推進協議会・運営機構では、皆様に便利で安心な決済手段を提供するため、引き続きペイジーのサービス向上、益々の普及・利用促進に努めてまいりますので、今後とも関係各位のご支援をよろしくお願い申し上げます。

(注1)ペイジー収納サービスとは

  税金や公共料金、各種料金などを、パソコンや携帯電話、ATM等を利用して、「いつでも、どこでも、あんしん、かんたん」に支払うことができるサービスです。

  Pay-easy」マークが付いている納付書・請求書や、支払い方法として「ペイジー」が選択できるサイトでの料金の支払いなどに利用でき、多額の資金でも安全かつ確実に決済することが可能です。

(注2)オンライン方式とは

    インターネットバンキング・モバイルバンキング・ATMを使用したペイジー収納サービスの方式。
その利便性により、国庫金、地方公金、民間料金の支払いで利用が広がっています。

以上 

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